大分市議会 2011-07-12
平成23年経済常任委員会( 7月12日)
TPPへの
交渉参加によって、農業も入っておりますが、トータルで
経済活動、経済の
活性化というようなことが言われております。当然大分県の県議会でということですので、農業への危惧ということがかなり書かれております。もし必要でしたら、後ほど資料を提出させていただきますが。
○
大久保副
委員長
経済効果というのがよくわからないんですけど、ちょっと詳しく説明してもらいたいので、
意見書を読んでもらえますか。
○
河内委員長
いいですか。では、
意見書を……。
○一万
田農林水産課長
ちょっと、途中よろしいですか。県のほうで国に対して
意見書を出してるんですけれども、これにつきまして私どもは確かに
コピーを持っているんですけれども、取り扱いに十分注意してほしいということで言われております。したがって、この場で
意見書の
コピーを出すかどうか、ちょっと協議させていただけませんか。よろしく
お願いします。
○
河内委員長
それでは、
意見書の扱いはそちらのほうで
お願いいたします。
それでは、ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○
河内委員長
ないようですので、質疑、意見はこれで終結をいたします。
次に討論に入りますが、ここからは1件ずつ行いたいと思います。
まず、平成22年請願第10号に対する討論はありませんか。
〔「継続」の声〕
○
河内委員長
それでは、
継続審査にすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」の声〕
○
河内委員長
いいですか。
1件1件いっておりますので、平成22年請願第10号については
継続審査ということで決定をいたしました。
次に、平成22年請願第11号、これも同じような扱いとなりますが、
継続審査という扱いでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
河内委員長
それでは、平成23年請願第3号に対しても
継続審査ということで御異議ございませんか。
〔「異議なし」の声〕
○
河内委員長
御異議ないとのことで、3件とも
継続審査ということで決定をいたしました。
次に、
予算議案の議第40号、平成23年度大分市
一般会計補正予算第1号、第1条、
歳入歳出予算の補正、歳出第6
款農林水産業費について審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
森産業振興課長
〔
予算書④ 44ページ~、6
款農林水産業費について説明〕
○
河内委員長
ただいま説明が終わりましたが、委員の
皆さんから質疑、意見はありませんか。
○
指原委員
何点かちょっと聞きたいんですけど、まず
農道整備、1億なんぼかついてるんですけれども、これについては、地域からの要望とかいろいろあるので、なかなか予算がなくてできないというようなところもあると思うんですけれども、要望は幾つ出ていて、今それに対してどこまで進んでいるのかということを聞きたいのが1点と、それから同じ農道でも県営があるんですね。これは、どこが県営なのか、ちょっとその辺、区切りを教えてください。
それから、次に、その県営の部分の農道で
大南野津、それから
大分中部があるんですが、大体地図のどこ辺か教えていただければということと、
進捗状況、この関連の工事がどこまで進んでいるのか。
それから3点目は、
危険ため池。
大分市内にまだどのくらい危険な
ため池があって、今どのくらい整備をしていて、まだ残されてるのがどのくらいあるのか。それから県営の
ため池、これもさっき県営と別に書いてるもんですから、どの辺が県営なのか、ちょっと状況を教えてください。
○
稗田生産基盤課長
まず1点目の農道の
要望箇所でございますが、農道それから水路等含めまして全部で85件ほどございます。金額に直しまして2億1,500万円ほどございます。
2番目の
広域農道についてですが、地図はないんですが、まず全体延長、それから先ほど言いました起点、終点、それから
進捗率、順に御説明いたします。
まず
大分中部でございますが、由布市の庄内町から
豊後大野市を結ぶものでございまして、その中に大分市が入ってくるということでございます。それで、先ほど言いました事業を今のところ25年を目安に工事を進めています。ちなみに、全体
事業費が173億9,400万円でございます。
進捗率が平成22年度末現在で85.6%でございます。
続きまして、同じ県が行います
広域農道の
大南野津線でございます。
事業期間が26年
完成予定でございます。全体の延長といたしましては1万273メートルでございます。これの起点、終点ですが、大分市の
大字下戸次と臼杵市の野津町を結ぶ路線でございます。これの全体
事業費でございますが、121億1,700万円でございます。
進捗率はこれも22年度末現在でございますが、90.2%でございます。
続きまして、
危険ため池でございますが、
危険ため池の数を把握しているかという趣旨の御説明ととってよろしいのでしょうか。(「はい」の声あり)実は私どもで、
農業用ため池を一昨年から昨年にかけて調査いたしまして、市内に点在する
ため池の数が、全部で276カ所ございます。あくまで、これは
農業用ため池です。そのうち、
権限移譲で、管理は地元なんですが、底地が大分市という
ため池が276カ所中18カ所ございます。例えば、放生池なんかが該当するかと思います。それで、残りの258が地元の水利
組合等の管理になろうかと思います。その中で、どこが危ないかというのは今現在、県のほうでいわゆる
危険ため池、それから
老朽ため池を274カ所あるうちから市、それから
土地連等と調査いたしまして、予算に限りがありますので、優先度の高いところから毎年整備してます。そういう中で先ほど説明いたしました東谷、これは坂ノ市の方面でございます。あと、細、それから佐賀関の
大原ため池、こういうのを
危険ため池で整備を今後──済みません、東谷はもう今年度で工事が終わりました。引き続き大原、
細水管橋を整備いたします。下弓舟、これは上戸次に所在するんですが、やはり危ないという中で、今後
調査等をかけまして随時整備をしていく予定にしております。
○
指原委員
それぞれ予算があって、思うとおりにできない歯がゆさを
担当部局は抱えていて大変だろうし、部長も頑張ってると思うんだけども、やっぱりこういう末端のところに日が当たるような行政をしてほしいなと思います。これはもう要望ですが。職員の
皆さん頑張ってください。私たちも応援したいと思います。
○
河内委員長
ほかにありませんか。
○
足立委員
さっき言った
広域農道は具体的にはどの辺になるのですか。
○
稗田生産基盤課長
由布市庄内町から大分を通って最終的に
豊後大野のほうです。今、野津原のほうで
トンネルを掘っています。大分市と
豊後大野市に抜ける間の
トンネルを今やっております。
○
二宮純一委員
起点はどこですか。
○
指原委員
あとで図面をもらえますか。今でなくていいです。
○
稗田生産基盤課長
それでは、地図がありませんので、後ほど
皆さんのお手元へ。あしたの報告の時点でよろしいでしょうか。
○
河内委員長
参考資料で出してください。
ほかにありませんか。
○
足立委員
漁港の整備は
津波対策と言いましたけど、津波によって費用とか何か、幾らか上乗せした数字ですか。
○
稗田生産基盤課長
3月11日に
東日本大震災がございまして、これは地震よりも津波でたくさんの人が亡くなったということで、本市においても
東南海・
南海地震が、これは確率的にもう6割、7割と言われております。これが来るということで、津波の影響が想定されるという観点から安心安全な
まちづくりの一環としてその整備をします。それで、お尋ねのどこというのは御案内のように……。
○
足立委員
どことかは言っていません。去年の予算とどう違うのですかと。
○
稗田生産基盤課長
予算は、全部これは単費でございます。
国費等ではありません。
○
足立委員
去年との差は。
○
稗田生産基盤課長
新規事業で、ことし初めてです。
○
足立委員
新規と言わなかったから。
○
稗田生産基盤課長
新規事業であります。
○
足立委員
わかりました。新規ですね。済みません、新規の場合は強く言ってください。
○
稗田生産基盤課長
ちなみに、単
年度事業で想定しております。今のところは単
年度事業ということです。
○
河内委員長
ほかにありませんか。
○
二宮純一委員
要望になるんですけど、
産廃業者が、
ため池に隣接するところで開発したときに、雨水によってその泥水が
ため池に入ってくる例が多いと思うんですよ。その土砂の撤去とか汚水の調査、その関係を
環境部と
生産基盤課が連絡を密にしていただきながら、地域の方々から要望があったときに、即対応できるような体制というか、やっぱりその水源をもとに下流では田植え等々の水にする中で、産廃から入った、油分が浮いたりとかそういう水もあると思いますので、その辺を
担当部局と連絡を密にして、地元の方々から
調査依頼とか要望があったときには速やかに対応していただきたいということを要望したいと思いますので、よろしく
お願いいたします。
○
河内委員長
では、要望ということで。ほかにいいですか。
〔「なし」の声〕
○
河内委員長
それでは、質疑、意見はこれで終わりますが、討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
河内委員長
ないようですので、本案は原案どおり承認することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」の声〕
○
河内委員長
それでは、原案を承認することに決定いたしました。
次に、歳出の第7
款商工費について審査を行います。
執行部、説明を
お願いいたします。
○
森産業振興課長
〔
予算書④ 52ページ~、7
款商工費について説明〕
○
河内委員長
説明が終わりましたが、委員の
皆さん、何か
新規事業が多いようでございます。また別途
説明等がありますが、予算の関係で質疑、意見はございませんか。
○
大久保副
委員長
ポートセールス、これの
負担金を出しておりますけど、実際に効果がありますか。それと具体的にはどういうことをするのですか。
○
帯刀商工農政部長
端的に言いますと、大分県の
港湾取扱量は、輸出に対して輸入が少ないということで、そのギャップの部分、
空コンテナの対応というのが非常に課題になってます。
今までは、
空コンテナを取り寄せるための補助をやった時期もあったんですけれど、それはもちろんやめてます。この
予算計上分については、輸入がふえたときに1
コンテナ当たりに1万円を補助するシステムに切りかえて、とにかく輸出と輸入の
バランスをとろうという補助金に対する
負担金ということになっております。効果はあるかというと、これからでありますので、県も含めて今年度予算ですから、この
予算化を踏まえてそれぞれ近隣の港におろしているところに直接アタックをかけるということで
バランスをとっていきたいということになります。
○
大久保副
委員長
一番水深の深いところに入った回数というのかな、それはどうですか、ここ二、三年間ぐらい。ほとんどないのではないですか。
○
伊達商工労政課長
県が出しております
大分港湾の
統計調査によりますと、バースの中に何本船が入ったかという
統計調査は今出ておりませんので、県のほうにも確認しましたら、それぞれの荷主さんに1回調査を入れないと現状はわからないという答えをいただいております。ただし、陸揚げしてる
貨物量とかの
統計調査は今出ている状況です。船の本数については、現在その一番深いとこに何本入っているか、年間どのぐらい入ってるかという数字がない状態でございます。
○
大久保副
委員長
県のほうに聞けばわかるのですか。
○
伊達商工労政課長
県のほうにも聞いて、最終的には県が船会社に聞いて船の大きさとかをもう1回調査をするといいますか、
貿易関係で荷揚げしている
貨物量は把握してるんですけれども、船の大きさとか、そこまでは今は把握してないという話をいただいております。
○
大久保副
委員長
一番水深の深いところはもうほとんど船が入らないというふうに聞いているんですけれども。結局、見込みのないそういう施設をつくったというのがやっぱり問題だと思うんですけどね。今後努力してください。
○
河内委員長
ちょっといいですか。
観光案内所というのは駅の中にも入るように図面ができてるんですか。場所も決まったんですか。
○
羽田野商工農政部次長兼
観光課長
一応概要の図面はできております。それから候補としまして、駅舎の中のVIPルームの隣、改札口の近くという協議が進んでおります。
図面につきましては概略の図面だけをつくっておりまして、正式な協議はこれからということになります。
○
河内委員長
駅の下の部分は大体図ができたみたいですけどね。
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○
河内委員長
ないようですので、質疑、意見をこれで終結いたします。
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
河内委員長
ないようですので、原案のとおり承認することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」の声〕
○
河内委員長
それでは、原案を承認することに決定をいたします。
次に、
一般議案の議第43号、大分市
産業活性化プラザ条例の一部改正について審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
森産業振興課長
議第43号、大分市
産業活性化プラザ条例の一部改正につきましてでございますが、今回の改正につきましては、本条例におきまして、プラザの創業支援のための入居用施設を使用することができるものと既定いたしております創業者及び
中小企業者の名称定義を、関係上位法であります、産業活力の再生及び産業活動の革新に関する特別措置法の旧第2条第18項及び第19項から引用しておりましたが、法の改正によりまして項の番号がずれましたことから、規定の整備をしようとするものでございます。
なお、法改正の施行日が7月1日でございましたので、条例の公布日をもちまして施行いたしたいというふうに考えております。
○
河内委員長
こういう改正の扱いでございますので、特段、御異議ないと思いますが、原案のとおり承認することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」の声〕
○
河内委員長
それでは、承認することにいたします。
次に、
報告議案の報第1号、専決処分した事件の承認について、平成22年度大分市
一般会計補正予算第6号、第1条
歳入歳出予算の補正、歳出第6
款農林水産業費について審査を行います。
執行部の説明を
お願いいたします。
○
森産業振興課長
〔説明書② 86ページ~、6
款農林水産業費について説明〕
○
河内委員長
説明が終わりましたが、
皆さん方からの質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
河内委員長
討論はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
河内委員長
本案は原案のとおり承認することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」の声〕
○
河内委員長
それでは、次に歳出の第7
款商工費に移りたいと思います。審査を行います。説明を求めます。
○
森産業振興課長
〔説明書② 94ページ~、7
款商工費について説明〕
○
河内委員長
委員の
皆さんから質疑、意見はありますか。
〔「なし」の声〕
○
河内委員長
ないようでございますので、本案は原案のとおり承認することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」の声〕
○
河内委員長
次に、第2条
繰越明許費の補正、第2表中1追加、第6
款農林水産業費について審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
森産業振興課長
〔予算書① 7ページ~、6
款農林水産業費について説明〕
○
河内委員長
それでは委員の
皆さん、質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
河内委員長
ないようでございますので、本案は原案のとおり承認することといたしました。
次に、報第5号、専決処分した事件の承認について、平成22年度大分市
公設地方卸売市場事業特別会計補正予算第1号について審査をいたします。
○神田公設地方卸売市場場長
〔説明書② 205ページ~、
公設地方卸売市場事業特別会計補正予算について説明〕
○
河内委員長
委員の
皆さんの質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
河内委員長
なしということですので、本案は原案どおり承認することにいたします。
次に、報第7号、専決処分した事件の承認について、平成22年度大分市
農業集落排水事業特別会計補正予算第1号について審査をいたします。説明を求めます。
○
稗田生産基盤課長
〔説明書② 221ページ~、
農業集落排水事業特別会計補正予算について説明〕
○
河内委員長
委員の
皆さん、質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
河内委員長
なしということでございますので、本案は原案どおり承認することといたしました。
以上で、本日予定の議案審議はすべて終わりましたが、その他で委員の
皆さんから何かございませんか。
○
足立委員
パルコの跡地はその後どうなったのですか。
○
伊達商工労政課長
3月の議会の折に報告させていただいて以降、表立って大きい動きはございませんが、ビル所有者の株式会社大分開発に確認をいたしましたところ、数社のほうから事業提案を受けておりまして、今それを大分開発のほうで検討を行っているというような状況だということをお聞きしております。
○
足立委員
変わりがないということですね。
○
河内委員長
ほかに委員さんから何かございませんか。
〔「なし」の声〕
○
河内委員長
執行部の方、ありませんか。
あすの予定を確認しておきたいと思います。あすは13日、9時30分から議会運営
委員会が開催されますので、
議会運営委員会終了後、本
委員会を開催いたします。
それでは、本日はこれにて散会をいたします。どうもお疲れさまでした。
午前11時01分散会...